4回目レッスン(2月5日)

 今回でレッスンは2か月目に突入となる。まず、女性の1人が遅れてきたので、レッスン前に話がそちらに飛んだ。前回、左手の指使いが出てきたところで、先生から「指の爪は切ってください」といわれていて、遅れてきた彼女はそれに最後まで抵抗して「爪で押さえることは出来ないのですか」などと発言していたのである。先生から見れば妥協の余地はないようで、結構きっぱりといわれていたので落ち込んでしまったのかな、とちょっと心配した。実際は単に遅れただけであったが、指の爪については女性がバイオリンを始める場合にあらかじめ覚悟しておく必要があることだなと考えた。
 さて、小生は今回から自分のアコースティックバイオリンをレッスンで使わせてもらうことにした。先生にその旨をお願いすると、小生のバイオリンを取って調弦しながら、教室外でのバイオリンケースの扱いなどの事故予防について教えてくれた。確かに、時々街中や電車の中で見かけるバイオリンケースを持っている人達のケースの中身は、数十万から数百万円以上になる場合もあるので、そのような人はかなりの神経を使っているのであろう。小生のバイオリンは入門用であるが、とはいえ愛器に変わりは無く、大切にバイオリンを扱う姿勢について教えていただいたことに感謝した。
 レッスンの方であるが、小生の場合、今回も結構パニック状態であった。左手の指使いでは小指(4)が出てきて、その有効性について説明をうけ、関心はしたのであるが、なにせ指が動かないし、途中で譜面の弾いている音符の位置を見失うと、もうほとんどもとへは戻れなくなる。ボウイングについても右腕の重みが弦に乗って弓が弦に吸い付くようにとのことであるが、この辺はやはり練習が必要ということになる。若い人たちもレッスン後にレンタルバイオリンを受け取ったようであるが、つまり練習用バイオリンは2ヶ月目から必要になるということです。
 小生は、帰りに譜面台を購入した。譜面台の無いことを練習しない理由にしていたのであるがこれでそれは出来なくなった。帰宅して組み立てて実際に譜面を置いてみると、これが、なかなか雰囲気がよい。音楽家になった気分である。とはいえ、練習をはじめるとやはり音楽家とは行きませんな・・・。

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体験レッスンとは?

 さて、体験レッスンはというと、教室のホームページのストリーミング映像で大体の概要はつかんでいたが、実際もほとんど同じであった。参加したのは小生と若い女性の二人連れの3人で、まずは、バイオリンの構え方、弓の持ち方を教わる。すぐに音を出してみましょうということで、開放のA線上の駒と指板の間の部分に弓の毛の元の部分を当てて軽く腕を引くと、思ったよりも簡単にそれなりの音が出た。おー、この世に生を受けて初めて自分で弾くバイオリンの音に感動したが、レッスンの方は次々と進んでいく。腕を引いたり押したりするのに慣れる間もなく、次は移弦の練習に移る。肘の高さを上げたり下げたりすることで、弓は、E線(細い)からG線(太い)の間を移っていくのであるが、高さの加減が難しい。この頃になると、早くもバイオリンの構え方も弓の持ち方も全くでたらめになっているのに気付くが、どうしようもない。先生に「肘が張りすぎています」と指摘されたのを直すと少し楽になった。やはり先生がいるのはありがたい。開放弦のE(ミの音)A(ラの音)D(レの音)G(ソの音)の4音だけを使った単純なサンバを合奏する。二組に分かれてバックの音楽に合わせて担当パートを交互に弾くのであるが、小生は先生とペアになったので心強かった。(「先生これからもよろしくお願いします」。) 最後に、先生が「大体一年間レッスンすると弾けるようになります」と一曲(曲名を忘れてしまった)弾いてくれる。うっとりと聴いていると、先生から「大人は最初の二三年間はおもしろいように上達します。子供と違って自分で間違いが理解できるので上達が早いのです。」とのことであった。すばらしいセールストークである。
 使用した楽器は教室の備品であるサイレントバイオリンであるが、サイレントバイオリンの長所として、バイオリン特有のギギッという不快音が出ないとのことであった。うーん、小生の借りたサイレントバイオリンはアコースティック仕様だったのであろうか・・・。

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個人かグループか?

楽器メーカーの公告戦略にまんまと引っかかった小生が、いろいろとネットで検索し、参考となる先人の皆さんのホームページも熟読した結果、最終的にバイオリンを習おうと決断したのは04年11月下旬であった。まずは、検索エンジンで自宅に近い渋谷のバイオリン教室を探し出して見学希望のメールを出してみる。すぐに返事が返ってきて日曜日の夕方であればレッスンの見学が可能とのこと。とりあえず見学申込みを済ませたところで、さて、渋谷の教室は個人レッスンだけのようであるが、教室のホームページを見るとグループレッスンというのもあるようだ、はたしてどちらが良いのかと悩みはじめた。個人レッスンは個人のペースでレッスンを進めてくれるから初心者には向いているのだろうが、もし、先生が若い女性だとちょっと恥ずかしいし(何が?)、話題作りも難しいし(何の?)、着ていくものもわからないし(はあ?)、冗談はさておいてもレッスンの45分間を大人が個室で二人きりというのは、いずれどちらかが耐えられなくなることもあるのではないかという不安が広がってきた。いったん広がった不安は吹き消しようもなく、ともかくグループレッスンの空き枠があった新宿の教室にも体験レッスンの申し込みをしてしまった。
 体験レッスンの当日、こちらから質問もしないのに担当の人からこの悩みに対する説明があった。「当教室では皆さんにグループレッスンを勧めています。レッスンが途中で続かなくなる原因は、思うように上達できない時期に、先生と一対一の場合、先生に申し訳ないという気持ちから本人が悩んで、結局嫌気が刺す場合が多いのです。子供の場合は、それを親が気にして無理矢理練習させようと叱るため、子供は嫌になるのです。グループレッスンでは先生はメンバー全員と接しているので、このような状態を避けることができます。」うーん、しかし、小生の様なおじさんが若い人達と一緒にレッスンを受ければ、次第に上達が遅れていくのは間違いないが、その場合はどうなるのか。「また、当教室ではお仕事が忙しくてレッスンを休みがちの方で、同じグループメンバーから遅れてしまった方へも配慮して、必要に応じたクラス換えも行います。」なーるほど、それなら小生でも旅烏のようにクラスからクラスへと流れ歩いていけるではないか。
 渋谷の教室には見学の断りのメールを入れさせて頂いたが、「良かったですね、グループレッスンでがんばってください」との返事をいただいた。しかし、幼少時のオルガン教室のトラウマはおっかさんが原因だったとは気づかなかったでござんす・・・。

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動機は?

 最初にバイオリンに興味を持ったきっかけは、購読しているビジネス誌のサイレントバイオリンの広告だったかもしれない。以前からクラシック音楽が好きだったので、バイオリンに対する憧れはあったのであるが、「弾けたらカッコイイのはやっぱり知性を感じさせるバイオリンだよな」という単純なノリで、サイレントバイオリンならオモチャとしてもちょうど良いと感じたのである。
 2回目に熱が再発したのが今回はじめることとなったきっかけであるが、会社の厚生部から配布された「ライフプラン」なる老後を見据えた人生設計のパンフレットを眺めてのことであった。我が社では45歳になるとこのようなパンフレットが対象者に渡されるという面倒見のいい会社(単に厚生部のやつらが保険会社とつるんでうまい汁を吸っているだけという気もするが・・・)なのである。その冊子を見ながら、人生90年とすれば丁度半分を生きてきたところでこれまでの人生を振り返ると、幼い頃に通ったオルガン教室でのトラウマで「二度と楽器だけは触るまい」と心に決めて以来避け続けてきた楽器の演奏であったが、音楽は好きなのに楽器の一つも弾けないというのはやはり悔いが残るなと考えたわけである。
そして、購読しつづけていたビジネス誌の「おとなを休む日」という広告で、あのバイオリニストの諏訪内晶子さんが微笑んでいる姿が目に入り、人生前半の反省として、残りの半生の中に憧れのバイオリン演奏をプランとして取り入れてみるか、となったわけである。もっとも、多分、その公告のモデルが諏訪内さんでなければ、バイオリンをはじめようなどとは考えなかったかもしれないところが極めておじさん的ではあるのだが・・・。

日経BPセカンドステージの紹介記事 
http://secondstage.weblogs.jp/blog/2006/01/45_0790.html

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