伊東裕さんのコンサート

 7月21日に紀尾井ホールで伊東裕さんのチェロリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は須関裕子さんである。演奏曲目は、シューマン作曲のアダージョとアレグロ変イ長調、シューベルト作曲のアルベジョーネ・ソナタイ短調、ブラームス作曲のチェロ・ソナタ第2番ヘ長調であった。
 ドイツロマン派の3曲を並べたプログラムであったが、作曲家の個性も表現できているようで楽しめる演奏であった。ピアノ伴奏の須関さんも秀逸である。

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第27回新日鉄住金賞受賞記念コンサート

 7月18日に紀尾井ホールで第27回新日鉄住金賞受賞記念コンサートを聴いてきた。受賞者は特別賞小栗哲家(プロデューサー、舞台監督、技術監督)さん、フレッシュアーティスト賞は服部百音(ヴァイオリン)であった。
 はじめに小栗さんの受賞記念トークがNHK日本語センター専門委員石井麻由子さんの聴き手により行われ、当時の写真を紹介しながら、オペラの舞台監督としての話を聞かせていただいた。
 休憩をはさんで、後半は服部さんのヴァイオリン演奏が行われたた。演奏曲目は、ベートーベン作曲ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル・ソナタ」、エルンスト作曲「夏の名残のバラ」、マスネ作曲タイスの瞑想曲、ラヴェル作曲ツィガーヌである。技巧的な曲が多くその高い技術力を披露していただいた。ピアノ伴奏は小生のお気に入りの三又瑛子さんで秀逸であった。

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第5回国際音楽祭NIPPON諏訪内晶子&ボリス・ベレゾフスキーデュオリサイタル

 7月5日に東京オペラシティコンサートホールで第5回国際音楽祭NIPPON諏訪内晶子&ボリス・ベレゾフスキーデュオリサイタルを聴いてきた。演奏曲目はベートーヴェン作曲のヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、ヤナーチェク作曲のヴァイオリン・ソナタ、藤倉大作曲の「Pitter-Patter」(国際音楽祭NIPPON委嘱作品:世界初演)、R.シュトラウス作曲のヴァイオリン・ソナタ変ホ長調であった。諏訪内さんは本音楽祭の芸術監督。
 プログラム的にはベートーヴェンが浮いている気もするが、音楽祭の一環ということで馴染みのある曲を入れたのであろうか。藤倉は委嘱作品ということで、諏訪内さんはこの様な初演の現代曲を聴かせてもらえるので楽しみの一つである。最後のR.シュトラウスは最新のCDからというところか、大いに盛り上がってブラボーとなった。また、今回は時間的に早めに予定プログラムを終えていたのだが、アンコールはJ.マスネ作曲のタイスの瞑想曲、R.ホイベルガー作曲(クライスラー編)の「オペラ舞踏会」より真夜中の鐘、F.クライスラー作曲のシンコペーション、A.ドヴォルザーク作曲(クライスラー編)の我が母の教えたまいし歌、P.ウォーロック作曲(シゲティ編)カプリオール組曲よりBasse-Danseの5曲が演奏され実質的に3部構成となっていて大変楽しめるコンサートであった。ボリス・ベレゾフスキーさんのデュオピアノ伴奏も秀逸であった。
 帰りに諏訪内さんの最新のCDを買ってサインをいただいた。並んでいたボリスさんのサインも同じCDにいただいたのだが、うーん、これはちょっとまずかったか・・・。また、会場では小生のバイオリン仲間にも偶然会った。

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岡本誠司さんのコンサート

 5月24日に紀尾井ホールで岡本誠司さんのヴァイオリンリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は田村響さんである。演奏曲目はJ.Sバッハ作曲無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調、C.P.Eバッハ作曲ヴァイオリンソナタヘ長調、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリンソナタヘ長調(1839年改訂稿、第一楽章断片補筆版)、シューマン作曲ヴァイオリンソナタ第1番イ短調、グリーグ作曲ヴァイオリンソナタ第1番ヘ長調であった。
 岡本さんの演奏は音コンの第3予選で聴いたことがありその時は本選に進めなかったが、小生としては推していたのを覚えている。「ライプツィヒの風」というテーマで選曲したとのことで5月の爽やかな気候にもマッチして楽しめるコンサートであった。ピアノ伴奏の田村さんも言うまでもなく秀逸であった。

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平成28年度桐朋学園大学音楽学部大学卒業演奏会

 4月29日に紀尾井ホールで平成28年度桐朋学園大学音楽学部大学卒業演奏会を聴いてきた。出演者は演奏順に、細田眞裕(マリンバ)さん、渡邊聖華(トランペット)さん、市毛あかね(声楽)さん、城所素雅(ヴァイオリン)さん、山西遼(ピアノ)さん、緒方里珠(フルート)さん、西原瑠一(ピアノ)、宮川莉奈(ヴァイオリン)さん、新宮有香子(声楽)さん、川村美樹(オーボエ)、さん、原嶋唯(ピアノ)さん、岡本梨紗子(チェロ)さん、田原綾子(ヴィオラ)さん、五十嵐薫子(ピアノ)さん、土岐祐奈(ヴァイオリン)さんの15名であった。
 皆さん素晴らしい演奏であったが、特に印象に残ったのは、最後の5人の皆さんである。その中でも五十嵐さんのピアノは音が違って聞こえた。また、土岐さんも演奏もさることながら楽器も相当なものと感じた。このお二人だけはカーテンコールがあったがうなずけるものである。原嶋さんはご自分の卒業演奏もさることながら田原さんの伴奏でも素晴らしい共演で今回一番楽しめた。外には、城所さんも同期の方との共演というべき演奏で少しエロスも感じさせるもので楽しめた。また、山西さんのラ・ヴァルス、川村さんのオーボエも印象に残った。新宮さんも美声が効果的に響いていたと思う。

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平成28年度桐朋学園音楽部門高校卒業演奏会

 4月15日に紀尾井ホールで平成28年度桐朋学園音楽部門高校卒業演奏会を聴いてきた。例年は土曜日か日曜日に開催されて10数人が出演するのだが、今年は平日の夜開催ということで9人であった。卒業演奏会への出演がどの程度のステイタスなのかはわからないが、日程の関係で数人が出演できないということだとなんとなく不憫に思う。
 今年の出演者は演奏順に、松田彩香さん(ピアノ)、今井梨緒さん(ピアノ)、久留早百合さん(ヴァイオリン)、古澤香理さん(ヴァイオリン)、吉岡怜奈さん(ヴァイオリン)、和泉茉莉さん(ピアノ)、菊野凛太郎さん(ヴァイオリン)、荒井玲奈さん(ピアノ)、吉田南さん(ヴァイオリン)であった。
 このなかでは、吉田さんは音コン1位のときのシベリウスを聴いていて大変良い印象であったが、今回のショーソンも素晴らしい。唯一男性の菊野さんのサン=サーンスもなかなかかっこよかったし、古澤さんのバッハ無伴奏も良く楽器を鳴らしていたと思う。また、久留さんの高速カルメン幻想曲もかなり受けていた。トップバッターの松田さんのベルクのソナタという選曲も光っていて楽しめた。

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桑原志織さんのコンサート

 3月15日に紀尾井ホールで桑原志織さんのピアノリサイタルを聴いてきた。演奏曲目は、シューベルト:ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3つの楽章、ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」であった。
 桑原さんの演奏は音コンの本選会で聴いて言いて良い印象が残っている。今回は、本人の弁のとおり大曲を3つ並べる形となったが、それぞれに楽しませていただいた。

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NHK交響楽団のコンサート

 1月18日にNHKホールでパーヴォ・ヤルヴィさん指揮NHK交響楽団のコンサートを聴いてきた。演奏曲目はシベリウス作曲のヴァイオリン協奏曲ニ短調、ショスタコーヴィチ作曲の交響曲第10番ホ短調であった。ヴァイオリン独奏は諏訪内晶子さんである。
 最初の諏訪内さん弾くシベリウスの独奏は、最近、若手の方も手本としているのではないかと感じているのだが、いつもながらに十分に楽しませていただいた。アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番アンダンテであった。
 休憩の後のショスタコーヴィチは、曲としては小生的には少し疲れるタイプの曲で演奏時間も少し長い。しかし、パーヴォ・ヤルヴィさんの指揮は冴えわたり最後は最高調に達してブラボーとなった。

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小川恭子さんのコンサート

 12月6日に紀尾井ホールで小川恭子さんのヴァイオリンリサイタルを聴いてきた。演奏曲目は、ブラームス作曲ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調、J.S.バッハ作曲シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より)、ラヴェル作曲ツィガーヌ、プロコフィエフ作曲5つのメロディーOp.35bis、R.シュトラウス作曲ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調であった。
 小川さんの演奏を聴くのは高校の卒演、音コン、大学の卒演に続いて4回目となる。特に今回は「期待される若手アーティストの一人」として紀尾井ホールの関係財団から選ばれての出演ということで素晴らしいと思う。
今日の演奏は前半少し緊張したのか堅い感じの印象を受けたが、後半のプロコなどは大変楽しめた。これからも聴く機会のある方だと思うので、小生としても応援していきたい。ピアノ伴奏の江口玲さんもいつもながら秀逸であった。

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16回目探鳥会(11月13日)

 11月13日に日本野鳥の会東京の主催する多磨霊園探鳥会に参加してきた。行くときにバスの中に双眼鏡を入れたウエストバッグを忘れてしまい少し慌ててしまった。途中でバス会社に連絡して同じバスが通過する停留所で捕まえてなんとか取り戻した。
 こちらの探鳥会は今回初めての参加なので、初心者グル―プに入らせていただいた。鳥合せでは24種類の野鳥が報告されたが、小生が実際に観察できたのは、オオタカ、シメ、ジョウビタキ、アオジ、ツグミ、モズ、コゲラ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、メジロ、シジュウカラ、スズメ、オナガ、ハシブトカラスの15種類であった。また、野生化したワカケホウセイインコも見られた。小生が双眼鏡を回収中にアトリも見られたらしいのだが残念である。

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