2019/02/23

三宅理恵さんのコンサート

 2月22日に紀尾井ホールで三宅理恵さんのソプラノリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は川島基さん、フルート伴奏は永井由比さんである。演奏曲目は、パーセル:歌劇『妖精の女王』より「聴け、大気はこだまして」、モーツァルト:すみれ 、ヴォルフ:『ゲーテの詩による歌曲集』より「つれない少女」「心変わりした少女」「こうのとりの使い」、ドビュッシー:アリエルのロマンス、『忘れられたアリエッタ』より第4曲「木馬」、シャミナード:肖像(歌のワルツ)、藤倉 大:世界にあてた私の手紙 (ソプラノ版 世界初演)、ハンドリー:朝は本当にあるの?、プレヴィン:3つのディキンソンの歌より「朝は本当にあるの?」、ゴードン:朝は本当にあるの?、グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より《ああ、なんという戦慄が》であった。
 小生の場合、ソプラノの三宅さんというとすぐに別の歌手を思い出してしまうが、いやー、本当に素晴らしい歌手に出会ったという気持ちである。とくに前半最後のフルートの伴奏が付いたシャミナードは圧巻で美声を堪能させていただいた。後半最後のグノー通称「毒薬のアリア」では、さすがにこのままでは終われないということで、アンコール曲に「私は夢に生きたい」が追加されてアンコールまで含めた構成にも十分楽しませていただいた。歌詞カードも配布されて良い。伴奏の川島さん、永井さんも秀逸であった。

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2018/12/03

フランシスコ・フラナさんのコンサート

 11月30日に紀尾井ホールでフランシスコ・フラナさんのヴァイオリンリサイタルを聴いてきた。演奏曲目は、J.Sバッハ作曲シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調より)、モーツァルト作曲ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調、グラナドス作曲ヴァイオリン・ソナタ、フランク作曲ヴァイオリン・ソナタイ長調、ラヴェル作曲ツィガーヌであった。使用楽器はクライスラーが所持していた1735年製グァルネリ・デル・ジェス「メアリー・ポートマン」。ピアノ伴奏は小澤佳永さんである。
 親しみやすいヴァイオリンの名曲ばかりを集め、グラナドスは故郷のスペイン・マヨルカ島の風景を想像させるとのことで、十分に楽しませていただいた。弓を持つ位置は少し上の方であったが、使用楽器の関係であろうか。アンコールには、クライスラーの愛の悲しみもいれるというサービス精神もかなりあってなかなか良い。2曲目はタイスの瞑想曲であったが、クライスラーでもよかったのだが・・・。ピアノ伴奏の小澤さんも秀逸であった。

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2018/10/28

秋元万由子さんのコンサート

 10月16日に紀尾井ホールで秋元万由子さんのフルートリサイタルを聞いてきた。演奏曲目は、C.P.E.バッハ作曲フルートソナタト短調(ハンブルガーソナタ)、フェルー作曲の3つの小品、プロコフィエフ作曲のフルートソナタニ短調、シューベルト作曲の「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲、武満徹作曲のヴォイス、タファネル作曲の「魔弾の射手」による幻想曲である。
 フルートの演奏を聴くのは本当に久しぶりであったが、プログラムに書かれた本人のあいさつ文にもある通り、フルートという楽器の様々な魅力を伝える演奏を十分に楽しませていただいた。ピアノ伴奏のクリスティアン・シャモレルさんの演奏も秀逸であった。

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2018/08/06

久末航さんのコンサート

 7月31日に紀尾井ホールで久末航さんのピアノコンサートを聴いてきた。演奏曲目は、J.S.バッハ作曲のトッカータ ニ長調 BWV912、ハイドン作曲のピアノ・ソナタ 第47番 ロ短調 、フランク作曲の前奏曲、コラールとフーガ ロ短調、カーター作曲のIntermittences、デュサパン作曲のDid it again、ラヴェル作曲の夜のガスパールであった。
 本人の弁にもあったが、かなりマニアックな選曲で、前半は古典、後半は現代となっていたが十分楽しめた。ラヴェルの夜のガスパールはスカルポだけ聴くことが多いのだが、今回は3曲聴くことが出来て良かった。アンコールとして用意されていたリスト作曲のリゴレット・パラフレーズも素晴らしいものであった。

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2018/07/21

Summer Time ランチタイム・満喫タイムコンサート

7月21日に赤坂の一ツ木町倶楽部でランチタイムコンサートを聴いてきた。演奏はヴァイオリンCHIKAKOさん、ヴォーカル水野香織さん、ピアノ神谷季世子さんである。演奏曲目のリストは配られなかったが、ジャズの名曲を中心にヴァイオリンとヴォーカルにアレンジされた10数曲の二部構成で、ランチとビールを飲みながら素晴らしい演奏を十分に楽しませていただいた。また、後半には店のオーナーのエレキギターによる飛び入りの共演もあった。
ピアノの神谷さんが中心に、ゲストを入替えて活動をされているようで、実は小生の発表会でも伴奏をしていただいたことがある。つまり、小生の通う音楽教室の講師である。そして、CHIKAKOさんは小生のヴァイオリンの先生である。なはは、なぜ先生が今回芸名を使ったのかはまあ知らないが、うちの先生の演奏はなかなか良い。レッスン中でもよく模範演奏をしてくれるのだが、それだけでも十分楽しいレッスンとなっている。

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2018/03/19

ムン・ジヨンさんのコンサート

 3月15日に紀尾井ホールでムン・ジヨンさんのピアノリサイタルを聴いてきた。演奏曲目はオールシューマンプログラムで、アラベスクハ長調、幻想曲ハ長調、花の曲変ニ長調、ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調であった。
 プログラムに書かれた本人のあいさつ文では「シューマンは常に大好きな作曲家で、彼の音楽を演奏したり、聴いたりすると全く違った世界に連れて行ってもらえる気がします」と書かれていたが、うーん、これって相当ヤバイ発言かも・・・。と、思いながら聞いていたが、まあ、シューマン後期の作品は含まれないので、楽しませていただいた。アンコール2曲もシューマンであった。

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2017/12/24

カルテット・アマービレのコンサート

 12月19日に紀尾井ホールでヴァイオリン篠原悠那・北田千尋さん、ヴィオラ中恵菜さん、チェロ笹沼樹さんで編成されたカルテット・アマービレ(弦楽四重奏)の演奏会を聴いてきた。演奏曲目は、デュティユー作曲の弦楽四重奏曲「夜はかくの如し」、メンデルスゾーン作曲の弦楽四重奏曲第2番イ短調、シューベルト作曲の弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」の3曲であった。
 4人とも桐朋学園出身の方で、中さん以外の3人については卒業演奏会などで演奏を聴いている。今回、ミュンヘン国際音楽コンクール3位ということで紀尾井明日への扉シリーズに登場したが、こういう再会は小生としても嬉しくて、応援したい気持ちになる。
 「弦楽四重奏の魅力を伝えたい」とのメッセージのこもった演奏は素晴らしく十分に楽しませていただいた。小生好みの曲であるデュティユーも秀逸であったと思う。

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2017/11/04

第86回日本音楽コンクールバイオリン部門本選会

10月22日に、東京オペラシティホールで第86回日本音楽コンクールバイオリン部門本選会を聴いてきた。応募109人の中から3度の予選を通った4人が、事前に示されたバイオリン協奏曲の中から選曲して演奏し、第3予選の結果も加味して審査するもの。管弦楽は田中祐子さん指揮の神奈川フィルハーモニー管弦楽団であった。また、今年から創設された名器賞として、1位には財団法人ITOHからストラディバリウスが貸与される。
1位 大関万結さん(17)=桐朋女子高3年
   最後にシベリウスを弾いた。ミスもあったがなんとかまとめたかなという感じで、小生好みのシベリウスではない。
2位 外村理紗(16)=東京音大付高1年
   ただ一人チャイコフスキーを弾いてかなり聴衆受けをしていた。独特の解釈も入れていて、小生は今回の中では一番良かったと思い聴衆賞に投票したが、予選が悪かったのかも知れない。
3位 岸本萌乃加(23)=東京芸大大学院
   トップバッターでシベリウスを弾いた。ちょっと楽器の響きに難がある様に感じたが、音コン本選レベルまで来ると、特にバイオリン部門の場合は楽器の能力も結構結果に影響してしまうと思う。
入選 飯守朝子(21)=東京芸大4年
    2曲目のシベリウスとなるが、彼女の場合は中々良い楽器を使用しているのではないかと感じた。かなり不安定になってしまったところもあり、まあ仕方ない結果である。

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2017/07/31

伊東裕さんのコンサート

 7月21日に紀尾井ホールで伊東裕さんのチェロリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は須関裕子さんである。演奏曲目は、シューマン作曲のアダージョとアレグロ変イ長調、シューベルト作曲のアルベジョーネ・ソナタイ短調、ブラームス作曲のチェロ・ソナタ第2番ヘ長調であった。
 ドイツロマン派の3曲を並べたプログラムであったが、作曲家の個性も表現できているようで楽しめる演奏であった。ピアノ伴奏の須関さんも秀逸である。

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第27回新日鉄住金賞受賞記念コンサート

 7月18日に紀尾井ホールで第27回新日鉄住金賞受賞記念コンサートを聴いてきた。受賞者は特別賞小栗哲家(プロデューサー、舞台監督、技術監督)さん、フレッシュアーティスト賞は服部百音(ヴァイオリン)であった。
 はじめに小栗さんの受賞記念トークがNHK日本語センター専門委員石井麻由子さんの聴き手により行われ、当時の写真を紹介しながら、オペラの舞台監督としての話を聞かせていただいた。
 休憩をはさんで、後半は服部さんのヴァイオリン演奏が行われたた。演奏曲目は、ベートーベン作曲ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル・ソナタ」、エルンスト作曲「夏の名残のバラ」、マスネ作曲タイスの瞑想曲、ラヴェル作曲ツィガーヌである。技巧的な曲が多くその高い技術力を披露していただいた。ピアノ伴奏は小生のお気に入りの三又瑛子さんで秀逸であった。

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