« 256回目レッスン(4月28日) | トップページ | 257回目レッスン(5月12日) »

諏訪内晶子さんのコンサート

4月30日に神奈川県の鎌倉市にある鎌倉芸術館で諏訪内晶子さんのヴァイオリンリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏はイタマール・ゴランさんである。演奏曲目はシューマン作曲のヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 、ベートーヴェン作曲のヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 「春」、バルトーク作曲セーケイ編のルーマニア民俗舞曲、エネスコ作曲のヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 「ルーマニアの民俗様式で」であった。また、アンコールはクライスラー作曲のシンコペーション、ブロッホ作曲の組曲「バール・シェム」からニーグン、ドビュッシー作曲ハルトマン編の亜麻色の髪の乙女であった。
前半はドイツ、後半はルーマニアに分けた構成であるが、時代がずれているからか意外とすんなり聴けたのはさすがにプロの選曲である。シューマンで導入してベートーヴェンで一気に盛り上がり、皆さんまさに春を満喫したかのようでブラボーが出ていた。後半ではいきなり聴衆の心を鷲掴みにするようなバルトークに驚かされ、演奏後に間髪いれずに入ったブラボーにも納得できるものであった。そしてエネスコ。このままずーっとこのヴァイオリンの調べに心を委ねて聴いていたいと思ってしまったが、それほどまでに自在、流麗、妖艶かつ緻密な演奏で、聴衆の皆さんもまさに演奏に酔いしれるという状態ではなかったか。押し付け感がまったくないからこそできる技であったと思う。
演奏後は最新のCDを買って長蛇の列に並んだ。諏訪内さんは一人一人の目を見てありがとうございますと声をかけてサインをしてくれていた。彼女は一般に凄い美人というイメージであるが結構かわいらしい感じもあることを発見した。なはは。イタマール・ゴランさんはなんだかいじけた様子でサインしていたが、そんな必要は無く、あなたの演奏はまさに伴奏ではなく協演であり素晴しかったです。最後に、鎌倉芸術館の聴衆の皆さんは極めて大人で、多分、多くの演奏家の方々に好まれるコンサートホールなのであろうと感じた。

|
|

« 256回目レッスン(4月28日) | トップページ | 257回目レッスン(5月12日) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78274/54616468

この記事へのトラックバック一覧です: 諏訪内晶子さんのコンサート:

« 256回目レッスン(4月28日) | トップページ | 257回目レッスン(5月12日) »