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2010年10月

第79回日本音楽コンクールピアノ部門本選

10月24日、東京オペラシティホールで日本音楽コンクールピアノ部門本選会を聴いてきた。管弦楽は曽我大介指揮:東京フィルハーモニー交響楽団である。課題はあらかじめ指定された31のピアノ協奏曲から選択して弾くというもの。結果を感想とともに紹介する。
第1位吉田友昭さん(27)=ローマ・聖チェチーリア音楽院2年
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を選曲。憑かれたような演奏で会場全体を巻き込んで最後はブラボーの嵐となっていた。聴衆賞。
第2位今田篤さん(20)=東京芸大2年
チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番を選曲。トップバッターに続いてのチャイコフスキーで聴く方はちょっと疲れたが予選の点数も効いているのではないか。
第3位齊藤一也さん(20)=東京芸大3年
彼の予選は聴いていないが2位とそれほど大きな差は無いと感じた。チャイコフスキー選曲。
入選伏木唯さん(19)=東京芸大2年
サンサーンスのピアノ協奏曲5番を選曲。今回は女性が一人となってしまったが素敵な選曲で楽しめた。今後も是非頑張って欲しい。

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第79回日本音楽コンクールバイオリン部門本選

10月23日に東京オペラシティコンサートホールで日本音楽コンクールバイオリン部門本選会を聴いてきた。管弦楽は村中大祐指揮:東京シティフィルハーモニック管弦楽団であった。課題はあらかじめ指定された11のバイオリン協奏曲の中から選曲するというもの。結果を感想とともに紹介する。
優勝 山根一仁さん(15)=横浜市立豊田中3年
最後に登場してショスタコービチのバイオリン協奏曲1番を弾いた。予選を聴いていないこともあるが風貌はとても中学生とは思えない感じでびっくりした。今回の中では誰もが1位と認める演奏であった。聴衆賞。
第2位 城戸かれんさん(16)=東京芸大付高1年
シベリウスのバイオリン協奏曲を選曲。きわめてノーマルな、シベリウスのコンチェルトらしい演奏で、何回か不安定な音程があったことを除けば1位と遜色ない演奏であったと思う。実は小生はあえて彼女に投票した。楽器も良く鳴っていた。
第3位 毛利文香さん(16)=神奈川県・洗足学園高1年
綺麗に弾くタイプで小生好みの演奏であるが、後半でかなり疲れてきたように思う。シベリウス選曲。
入選 新井貴盛さん(19)=東京芸大2年
うーん、技術的にまだまだで音がスカスカに聴こえてしまう印象。来年に期待したい。シベリウス選曲。

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204回目レッスン(10月9日)

 今回からカイザー1巻を副教本として使用するかと思われたが、用意できない方もいたので次回からということで、1番目の練習曲を各段毎に担当を決めて練習してきてくださいとの指示あった。とりあえず先生が弾いてくれたのだが、うーん、まあはっきり言って訓練と思わなければやる気の起きない変な曲ではある。自宅で練習してみると音程の甘さが矯正されるようなところがあり結構面白かったのは意外だが・・・。
 曲練習の方はゴセックのガボットである。スタッカートのときに腕の動きがないと音が汚くなる点など基本事項がまだまだ指摘され、これは相当苦労しそうな気配である。

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203回目レッスン(10月2日)

 まずは先生から今後のレッスンの進め方について話があった。「現在使用している教室の新版教本3の後半も最後のチャプター18を終了し、エクステンションとして書かれている部分に入るので、次回からは副教本として全音から出ているカイザーの1を使用します」とのこと。先生は「一度に曲を通して弾けるように自宅で練習してきてもらうのは結構大変でしょうから、部分に分けるなどの工夫をします」と言っていた。小生は最初、おー、カイザーかぁ、などと暢気に構えていたが、どうやらそんな状況ではなさそうで、これからはしっかり予習・復習が必要ということになりそうである。ひぇー。早速、カイザーの練習曲集1をネットで注文したが、音楽の友社からも「最新版カイザー教本」というのが出ているようでちょっと迷ってしまった。
 レッスンは、4ポジのセブシック風の指練習で、「ポジションが上がると左腕が下がってきます、むしろバイオリンが上に向くくらいにしっかり支えてください」といっていた。曲練習はゴセックの本格バージョンのガポットである。結構高度な技がつまっているし、もはや初級者風には弾けないのでこれも大変である。うーん。

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深澤麻里さんのコンサート

 9月29日、紀尾井ホールで深澤麻里さんのヴィオラリサイタルを聴いてきた。アルト競演は坂上賀奈子さん、ピアノ伴奏は鈴木慎崇さんであった。演奏曲目は、バッハ作曲無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調、シューマン作曲アダージョとアレグロ変イ長調、ヒンデミット作曲無伴奏ヴィオラ・ソナタ第4楽章パッサカリア、ブラームス作曲アルトのための2つの歌、武満徹作「曲鳥が道に降りてきた」、ブラームス作曲ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調であった。
 なんだか久しぶりに弦の演奏を聴いたということもあり、気持ちがほっとする様な演奏であった。ヴィオラは人に近い音域の楽器ということであるが奏者人口は少ない。基本的には学生オケなどで最初から担当する方以外は、ヴァイオリンからの転向組ということであろう。深澤さんは、この秋からジュリアード音楽院へ留学予定でまだまだ勉強とのことであった。また、競演の坂上賀奈子さんと鈴木慎崇さんも素晴しいアシストであったと思う。

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