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森麻季さんのリサイタル

7月11日に東京オペラシティ大ホールで森麻季さんのソプラノ・リサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は山岸茂人さんである。曲目は、成田為三(林古渓作詞):浜辺の歌、越谷達之助(石川啄木作詞):初恋、山田耕筰(北原白秋作詞):からたちの花、R.シュトラウス:「おとめの花」より“矢車菊”、コルンゴルト:「質朴な歌」より“愛の便り”「5つの歌」より“祝詞”「3つの歌」より”私にとってあなたは” 、ブラームス:間奏曲イ長調 (ピアノ・ソロ) 、マーラー:交響曲第4番より「天上の生活」、カルローネ:私の人生は海、カゼッラ:「14世紀の3つの歌」より“美しい鳥籠から可愛い人よ” “ 私はあなたに恋している”、ベルク:「7つの初期の歌」より“ナイチンゲール” “夏の日々”、グラナドス:組曲「ゴイェスカス」第1部より “嘆き、またはハマと夜鳴きうぐいす” (ピアノ・ソロ) 、ストラヴィンスキー:「放蕩者のなりゆき」より “トムの知らせが来ない” “あの人のところへ行きましょう”であった。
事前に森さんのHPなどで、9月にベビー誕生のため今回のリサイタル後は休養と伝えられていたが、登場した森さんを見て、小生のみならず皆さんも心配したのではなかろうか。しかし、1曲目を聴いて、あー、という感じで透明な森麻季ワールドに惹きこまれてしまった。途中、聴衆のどなたかの補聴器音の調整が出来ていないようで、アナウンスで注意されるというハプニングがあった。森さんも仕方ないということで再開してくれたが、結構歌いづらかったのではなかろうか・・・、補聴器を使用されている方は注意して欲しいものである。前半最後のマーラーでは心地良いメロディーに乗せられた正に天上の歌声に酔いしれてしまった。
後半は現代感覚の曲で始まり、最初のカルローネは森さんのために書かれた曲ということであろうか、ノーブルなイメージに包まれて聴き入ってしまった。カゼッラ、ベルクと続いて、あー、こんな歌声が毎日の生活の中でも静かに流れていれば知的かもしれない、などと思いながら浸っていた。最後のストラヴィンスキーは圧巻でブラボーの嵐に包まれていたが、もちろん、誰もここで終わるとは思っていない。「私のお父さん」「アヴェ・マリア」「ムゼッタのワルツ」「千の風になって」とアンコールが続いて、皆さん誰もが思っている、今日はあれがまだ無い、そう、森麻季といえばコロラトゥーラ。そして、それでは最後に、の一言で「シャモニーのリンダより“私の心の光”」を目一杯歌ってくれ聴衆を熱狂させたまま終演となった。うーん、やっぱり森麻季は凄い、凄すぎる・・・。
帰りに、買い損なっていた彼女のCDを買ってかえったが、小生の前を歩いていたご婦人方は、「多分、男の子よ」と話していた、はたして・・・。

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