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二代目バイオリン購入プロジェクト4

 2日目、この日も展示会が開催されているが、じつは、ハルダンゲルヴァイオリン奏者の山瀬理桜さんのミニコンサートが教室のロビーで開かれることになっているので、開演時間に合わせていそいそと出かけた。ハルダンゲルヴァイオリンは、通常の弦の下に共鳴用の弦が5本張られていてノルウェーでは結婚式の時によく演奏されるとのこと。まさに民族楽器という感じの音で、しばし山瀬さんの演奏に聴き入った。演奏曲目はメモしなかったが、ノルウェーのダンス音楽が中心であった。また、展示中のバイオリンを使用しての演奏もあり、こちらも大変素晴らしいものであった。
 さて、昨日の続きである。試奏室に入ると昨日のドイツ製展示品とその他の3台が並んでいた。あれっ、気になっていた一枚板の楽器がないぞと思っていると、程なく試奏室に運び込まれてきた。なんと、たった今、山瀬さんが弾いていた楽器であった。うーん、ちょっと頬をすりすりしてみたい気もしたが人目が有るので自重した、なはは。で、今日は値札が楽器に付いていて、それを見てビックリ。一枚板の楽器はなんとクレモナ製の300万円弱であった・・・。その他もクレモナ製の200万円弱で、さすがに予算オーバーである。昨晩の誕生パーティの帰り、先生に一枚板の楽器の話をしたところ「それなら、来週教室に持って来れれば試奏してみます」との約束を取り付けていたのだが、それは必要ないことが判明した。値段を知って、どの楽器も昨日より良い音がする様な気がしたが、結論は出てしまったので、自分なりにバイオリンの生地であるクレモナの職人が製作した楽器を堪能して試奏室を出た。
 なんとなく拍子抜けした気分になっていたが、まあ、安くても先生に選んでいただいたドイツ製楽器は200~300万円級の音がすると考えれば良い、というか100万円弱は小生にとって決して安くは無い。それに、実際、少なくとも100~150万円級をなぎ倒して選ばれた楽器でもある。楽器の点検を展示会場の技師の方にしてもらい支払いを済ませた。もちろん本体の割引の上に楽器ケースは無料にしてもらった。気が付くと、とても良い買い物をした気分で二代目を後部座席に乗せ颯爽と愛車のアクセルを踏んでいた。

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コメント

無事にパートナーが決まったようですね。おめでとうございます。私が楽器を購入するのはまだまだ先ですが(あるかどうかもわかりませんが・・・)、4回の連載は参考になりました。特に
1)展示中の外国製楽器、フラグシップモデル、輸入販売会社の取り寄せ楽器の3種類に分けて考えること
2)価格に製造原価の根拠があると考えられる大手メーカー製楽器を基準にすること
の2点はフムフムと思いながら読ませえていただきました。愛車に乗せてあげるときに、助手席に座らせてあげれば、信号待ちのたびに様子が見れて良かったかもしれませんね。

投稿: おとがく | 2007/11/27 12:43

おー!2代目ついにゲットされたのですね。おめでとうございます。ドイツの新作バイオリンですか?ガイゲンバウマイスター(独語の綴り忘れた)のラベルが貼ってあるのではないでしょうか!
きっといいものだと思います。

投稿: hendelmama | 2007/11/27 13:30

おとがくさん
どうもありがとうございます。
「輸入販売会社の取り寄せ楽器」に特に意味はありません。ただ、試奏される側でも全部落とされると困るので追加したのかもしれませんが・・・。
うちの先生は学生時代にかなり高い楽器を使っていたそうですが、大した事無かったなんていつも言っていて、値段や作家は全く気にしていないようなので・・・。

投稿: shinosan | 2007/11/27 22:23

はじめまして、rubaと申します。
先生の誕生パーティーに同席させていただいた者です。
先日のランチ時、ヴァイオリンの話題だけで話が尽きない事に関心していましたが、ブログを拝見させていただき、造詣の深さに感嘆しています。
いろいろ参考にさせていただきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
良い買い物をされたようですね。
ヴァイオリンも後部座席で微笑んでいるような気がします。

投稿: ruba | 2007/11/27 22:33

hendelmamaさん
どうもありがとうございます。
ガイゲンバウマイスターのラベルがあります。というか、最近変わりましたが、以前、ドイツではバイオリン製作のマイスター資格が無いと開業出来なかったのです。
とはいえ、買う方としては安心ですよね。少なくとも国家が認めた製造技術・知識で作られている訳ですから。品質の安定化になります。
日本で開業している日本人製作者の方々も、ドイツで修行して資格を取得している方がいるようです。

投稿: shinosan | 2007/11/27 22:38

rubaさん、コメントありがとうございます。
うーん、どなたでしょうか?よろしくお願いいたします。
「造詣の深さに感嘆」というのはおだて過ぎですよ。
駄文ですが、後から来る方に参考になればと思い書いています。

投稿: shinosan | 2007/11/27 22:58

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