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パリ管弦楽団のコンサート

11月8日にサントリーホールでクリストフ・エッシェンバッハさん指揮パリ管弦楽団のコンサートを聴いてきた。ヴァイオリン独奏は諏訪内晶子さんである。演奏曲目は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調、ラヴェル作曲のラ・ヴァルス、ストラヴィンスキー作曲のバレエ「火の鳥」組曲(1919年版)であった。
普段は1曲目にプレリュードがあってそこでオケの感じを掴むのだが、今回はプレリュードなしでいきなりコンチェルトから始まった。まずはほわっと浮かぶようなファンタジックなストリングスに、これはっ、と思わせるのだが次の管楽器がうん?という感じ、大丈夫かなと一瞬思っていた。かなりスローなテンポで曲がすすんで、ソロの出だし、何か軽く誘い込むような感じの演奏ですーっとソロの世界に落ち込んでいく自分を感じた。上手い。チャイコンはよく聴くがこの曲の出だしでこの様な感覚で演奏に惹きこまれたのは初めてだと思う。この曲は全体のテンポがスロー気味だとソロパートの猛烈に速い部分がより強調されるのでその辺が心地よく、一方、たっぷり聴かせる部分はソリストの魅力がより強調されるので演奏にどっぷり浸れる。そんな狙い通りの演奏に恐れ入るとともに、うーん、やっぱりプロのソリストは圧倒的に凄いと思った。諏訪内さんはアンコールでバッハの無伴奏を少し弾いてくれたが、全曲が完結してCD化されたら、きっと凄い芸術が完成するのだろうと感じさせた。
休憩後は、まずラベル。前半のほわっとした感じのストリングスはこのオケの持ち味であると理解した。多分これがパリの香りなのではなかろうか。多少光芒としているようにも感じるのだが芯のあるなんともいえない魅力的なストリングスで好きになった。次のストラヴィンスキーは楽しい曲なのだがなんとなく最後の盛り上がりに欠けたような気がしていたところ、なんと、アンコールでラヴェル作曲のボレロを演奏してくれた。恐らくこれは予定のプログラムだったと思われる。最後、大音響とドラの音で会場は大いに盛り上がってブラボーの嵐の中演奏会は終った。

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