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ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート

 7月16日に東京オペラシティコンサートホールでパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴いてきた。ヴァイオリン独奏は諏訪内晶子さんである。演奏曲目は、ベートーベン作曲で「プロメテウスの創造物」序曲、ヴァイオリン協奏曲ニ長調、交響曲第3番変ホ長調「英雄」であった。
 まずは1曲目でオケのイメージをつかむわけであるが、非常に切れの良い鍛えられたオケであると感じた。丁度このホールに適した規模の編成だったということもあるかもしれないが、各楽器の音が非常にきちんとしていて指揮者に忠実なように感じた。今年聞いた中では一番気に入ってしまった。
 2曲目は諏訪内さんのヴァイオリンコンチェルト。彼女のベートーベンは05年のラフォルジュルネオジャポンで一度聴いたことがあり、一般受けする感じの演奏で拍手喝さいを浴びていたので、このところの諏訪内さんの演奏傾向から今回も同じような感じかなと予想していたのであるが左にあらず。この人は流石に一筋縄ではいかないなと驚嘆した。出だしからオケが少し速いテンポだったのですぐに違うなと感じていたが、今回の演奏は虚飾を捨てた研ぎ澄まされた感じの演奏で、奇をてらったところなど全く無い正攻法の曲構成で、使用している素晴らしいヴァイオリンの美しい音にただ吸い込まれていく感じがした。諏訪内さん、まだまだ丸くはなっていないぞ・・・。小生の席は舞台の内側の2階席で彼女の顔が良く見える位置であったが上機嫌の様子で思いどおりの演奏だったようである。
 今回この席でこのオケの演奏を聴いていてとても触発されるものがあった。指揮者のヤルヴィさんは結構怖い存在らしくオケの皆さんは指揮者の棒に真剣に答えている感じがした。また、まあ当たり前のこととはいえ、各バートの一体感やパート間のハーモニーについてとても心地よく感じたのは、すべてのメンバーが極めて真摯に演奏の仕上がりに取り組んでいるということであろうか・・・。小生も、バイオリンレッスンで稚拙ながらそろそろアンサンブルに取り組もうとしていたところであるが、とてもよい刺激になった。

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ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ ヴァイオリン:諏訪内 晶子 [続きを読む]

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