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森麻季さんのコンサート

7月4日に東京オペラシティコンサートホールで森麻季さんのソプラノリサイタルを聴いてきた。ピアノ伴奏は山岸茂人さんである。
演奏曲目は、フォーレ作曲のレクイエムより「ピエ・イエズ」、J.Sバッハ作曲の「マタイ受難曲」より“皆によいことをしてくださったのです~御心から”“融けて流れよ、私の心”、ワーグナー作曲の「イゾルデの愛と死」(ピアノ)、R。シュトラウス作曲の「解き放たれた心」「4つの最後の歌」より“眠りのとき”“夕映えのとき”、J.シュトラウス作曲のオペレッタ「こおもり」より“私の公爵様”“田舎娘を演じるときは”、ラフマニノフ作曲の「ヴォカリーズ」(ピアノ)、プッチーニ作曲の歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父さん”、山田耕作作曲の「曼珠沙華」「からたちの華」、ヴェルディ作曲の歌劇「椿姫」より“不思議だわ・・・花から花へ”であった。
まずは、最初のフォーレ、うーん、お馴染みのメロディーとともにいったいこの透明な音楽はなんという美しいものなのであろうか、という静かな感動で思わず目にうっすらと涙が浮かんでしまった。3ケ月前になんとか追加公演のチケットを手に入れて、心待ちにしていたコンサートであったが、このときから正に至福の時間が始まった。次のバッハは正に神のお告げのようで、温かみのある歌声に包まれた。ピアノ独奏で一息ついたあとのシュトラウスは圧巻、不完全な発声が全く無い完璧な歌いまわしで、大きな感動が波打つように押し寄せてくるようであった。
後半は、衣装替えをして、まずは真骨頂の「こうもり」より2曲歌ってくれて会場内は一気に盛り上がった。小生も叫びたいほどであったがそこは一応自重した・・・。いったんピアノ独奏で一息入れたが、こちらもなかなか素晴らしい演奏であった。そして二度目の衣装替え、うーん、森さんは以前から素晴らしい衣装が楽しめるところも魅力的であるが、次のプッチーニの曲に合わせた衣装であったと思う。有名なメロディーをたっぷり歌って会場内は更にヒートアップしたところで、正にクールダウンするように2曲ほど日本の歌曲をしっとりと歌う、うーん、まったく聴衆の気持ちを自在にコントロールするような構成に恐れ入った。そして最後はヴェルディで締めくくるのであるが、ブラボーの嵐に包まれて、当然ここでは終われない、グノーのアヴェマリア、プッチーニのムゼッタのワルツ、浜辺の歌とアンコールが続いて、森さんの「それでは最後に」のひとことの後にドニゼッティ、まるで魔法のようなコロラトゥーラに呆然としながら至福の時間は終了した。よーし、次も、また行こおーっと・・・。

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» 森麻季リサイタル [Classic Concert diary]
森麻季さんのリサイタルに行って来ました。 ホールは東京オペラシティです。 このコンサート、チラシの綺麗さに惹かれて行った様なものなんです。^^; チラシを初めて目にしたのは、2月の金聖響&都響の時でした。 この日、コンサートに遅れて行ったので、ホールに着いたときには、もうチラシの配布はしていませんでした。 休憩時間、斜め前の人が貰ったチラシの束を見ています。 その時目に入ったのが、今日のチラシです。 白をベースに、半分以上のスペースを使って大きく森麻季さんの写真を配置して、とて..... [続きを読む]

受信: 2007/07/07 16:19

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