ハンブルク北ドイツ放送交響楽団のコンサート
5月20日に、ミューザ川崎シンフォニーホールでクリストフ・フォン・ドホナーニさん指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団のコンサートを聴いてきた。演奏曲目はウェーバー作曲歌劇「魔弾の射手」序曲、メンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲ホ短調、チャイコフスキー作曲交響曲第6番ロ短調「悲愴」であった。
東京文化会館での公演のチケットが取れなかったので、川崎まで出かけることとなってしまったが、ここのホールは好きな音響なので不満はない。まずは、ウェーバーを聴いてこのオケはストリングスがなかなか素晴らしいと感じた。2曲目は諏訪内晶子さんをソリストに迎えたメンコン。こちらのマザー諏訪内も素晴らしい演奏で、特に第1楽章のカデンツァは会場全体が彼女の演奏に没頭している感じで、小生も曲の中に吸い込まれていくような錯覚を覚えた。ただ、第3楽章で小生の席の周辺だけだと思われるが何かスピーカーノイズのようなブチッという音が再三聞こえてきて気が散ってしまった。いったい誰が出していたのであろうか、ちょっと不愉快になってしまったが、諏訪内さんはなんとアンコールをしてくれて定評のあるバッハの無伴奏を少し弾いてくれた。正に至福の時が流れ、これで気を取り直すことが出来た。
休憩後は、チャイコフスキーであるが、今回の楽器の配置は、バスが第1ヴァイオリンに並ぶチェロの後ろ側で第2ヴァイオリンとビオラが反対側に並ぶ形式であった。この配置は第1ヴァイオリンの音が引き立つので気に入ってしまった。一昨年のフランクフルト放送響の時も似た感じであったが、ある意味ストリングスに自信がないと辛いかもしれないと感じた。アンコールでスラブ舞曲集より第2番をやってくれたが確かにこの曲をオケで弾くとなるとストリングスには相当な自信があると見たが・・・。終演後に指揮者が弦楽の各パートのトップと握手をしていたのが印象的であった。
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