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第75回日本音楽コンクールピアノ部門本選会

 昨日に引き続いて東京オペラシティコンサートホールで音コンピアノ部門を聴いてきた。オーケストラは、飯森範親指揮東京交響楽団で、課題曲は事前に示された31曲のコンチェルトなどの中から選択するというものである。
今回、なぜかベートーベンが1曲も選曲されなかったが結果とともに感想を紹介したい。
 第1位 河内仁志さん(22歳:京都市立芸大4年)
ラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第1番(改訂版)を選曲。最初の数小節でああ上手いねという感じがした。キムタク真っ青のイケメンで既に追っかけファンが付いていたようである。73回の外山さんをちょっと思い出した。
 第2位 松尾久美さん(22歳:桐朋学園大4年)
リスト作曲のピアノ協奏曲第1番を選曲。誤解を恐れずに言えば、男まさりの体格で曲に負けないスケールの大きなかつ優美な演奏をした。選曲がピッタリで今後も得意の曲で活躍してほしい人である。
 第3位 大伏啓太(19歳:東京芸大2年)
モーツァルト作曲のピアノ協奏曲第20番を選曲。実力はあるが残念ながらミスが祟った。モーツァルトの有名な曲だけに目だってしまいちょっとつらい。多分来年も出でくるのではないだろうか。
 入 選 石井理恵(27歳:東京音大大学院修了)
ラフマニノフ作曲のパガニーニの主題による狂詩曲を選曲。彼女がなんと聴衆賞を受賞したが、今頃、審査員の先生も困っているのではないか。最初に登場したが、例の有名なメロディーの部分は涙が出るほど素晴らしかった。
 うちのバイオリンの先生が言っていたのだが、音コンでは運に恵まれることも重要とのこと。河内さんはその運にも恵まれ多分回りがあれよあれよという間に1位をさらってしまったという感じではなかったか。最後に登場してセンスの良い選曲と演奏、甘いマスクにおどけたキャラクターを最大限にアピールしていた様に感じた。

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