« 62回目レッスン(9月16日) | トップページ | 内田光子さんのリサイタル(第2夜) »

内田光子さんのリサイタル(第1夜)

 9月16日にサントリーホールで内田光子さんのピアノリサイタルを聴いてきた。演奏曲目は、モーツァルト作曲の幻想曲ハ短調K475&ピアノ・ソナタハ短調K457、アダージョロ短調K540、ピアノ・ソナタヘ長調K533/K494、ピアノ・ソナタニ長調K576であった。
 この日は第1夜でオールモーツァルトプログラムとなっていた。演奏の方は、正にモーツァルト解釈の第一人者ということで、一つ一つの音を聴衆に納得させるような感じであり、聴衆も一音も聞き逃さないぞという気持ちで、ホール全体が高い集中力に満ちていたように思う。惜しまれるのは演奏中に携帯を二度も鳴らした不届き者が居た点であるが、全く集中力は途切れなかった。ただ、オールモーツァルトプログラムというのはやっぱり聴く方にはかなりきつくて、工夫はあったと思うが、小生は、前半最後は「なんか同じ感じの曲が続くなあ」と疲れてしまった。プログラム構成としては6月のムターに軍配を上げたい。
 さて、後半であるが、なんと皇后陛下がお見えになった。報道では那須での御静養の帰りに立ち寄られたようである。小生の席からはお顔がよく分かるほどの距離で、場内から拍手が沸いて小生も思い切りたたいてしまったが、うーん、皇后陛下と一緒のホール内で音楽を聴くというのも、小生のような下種の者にとっては大変光栄で思い出に残る一夜となった。アンコールはピアノソナタK330とK545からともに第2楽章であるが、これほどの演奏は他には無いという意味でも、しばらくはモーツァルトはもういいという気持ちになった。

|
|

« 62回目レッスン(9月16日) | トップページ | 内田光子さんのリサイタル(第2夜) »

コメント

こんにちは
いろんなコンサートに出かけて充実されてますね~

モーツアルトって聴くだけなら皆同じ、金太郎飴のようですが
聴くと演るとでは大違い!、表現は非常に困難です
プロの方が一生のテーマにするのも解ります
簡単に聞こえるところが一番難しいですヨ

誰もが「アッ聴いたことある!」という作品でも
僕が弾くと全然別物、軽妙さはなく
ひたすら重たくて、だらしな~い演奏(爆)になります
永遠の憧れとして僕は大好きな作曲家です

投稿: kakijy | 2006/09/18 12:17

これはどうも

まあ、金太郎飴とまで言うかどうかは別にしても、演奏者としての視点はまだ無いというのが現在の私のレベルです。

これから第2夜のベートーベンを聴きに行ってきます。

さっきまで、ビブラートの練習をしてましたが気分転換をしないと・・・。

投稿: shinosan | 2006/09/18 15:15

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78274/11931012

この記事へのトラックバック一覧です: 内田光子さんのリサイタル(第1夜):

« 62回目レッスン(9月16日) | トップページ | 内田光子さんのリサイタル(第2夜) »