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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

GWも残すところ二日となった5月6日に今年も有楽町の東京国際フォーラムで開催されたラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへバイオリン教室の仲間4人と一緒に行ってきた。今年はモーツァルト生誕250年ということでオールモーツァルトプログラムとなっていた。
まずは、ギヨーム・ストル(Vn)、ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、クリストフ・コワン(Vc)さんの演奏でディヴェルティメント 変ホ長調 K.563を聴く。小生は実はモーツァルトの曲はどれもほとんど同じという印象を持っていて、この曲もモーツァルト特有の心地よい感じなので初っ端からモーツァルト気分を盛り上げることが出来た。演奏後は近くの和食店でメンバーと昼食をとりつつビールを一杯飲んだ。次の公演までは少し時間があるのでいったん解散し、小生は隣のビルのビックカメラで少々買い物をする。
次の演奏はビルバオ合唱団であるが、こちらと次の丸の内交響楽団は無料コンサートとなっていて、他の公演のチケットを持っている人なら誰でも入場可能となっていた。ここから、バイオリン教室の別のグループの方1名が合流する。彼はバイオリンの無料マスタークラスを見学したいとのことである。我々もその予定であったがワインを飲みつつビルバオ合唱団の演奏を聴いた後に会場まで行ってみるとなんと満員で入場できないとのこと。これは大失敗であった。丸の内交響楽団の演奏の方はサンドイッチをつまみにビールを飲みながら聴かせてもらった。
仕方なく場内の案内紙を眺めていると、お京ちゃんがミッシェル・ドヌーヴさんのクリスタルという楽器の演奏を聴きましょうと言い出した。この楽器は1952年に発明されたそうでまだそれほど世間に浸透していない。楽器のレクチャーもしていただいたドヌーヴさんの話では、あと百年位すればメジャーになりますとのことであったが・・・。ガラス棒を手で擦ることにより振動を起こしそれを金属の振動管(?)で音に変え大小三つのコーン状の拡声板で増幅するという機構のようで、音域も広く幻想的な音色を楽しみながらシャンパンをいただいた。こちらは大正解である。
次に、ペーター・ノイマンさん指揮、ヒョン・ミョンヒ(ソプラノ)、アリソン・ブラウナー(メゾ・ソプラノ)、ヴィンチェンツォ・ディ・ドナート(テノール)、ティロ・ダールマン(バス)、ケルン室内合唱団、コレギウム・カルトゥシアヌム演奏で証聖者の荘厳晩課(ヴェスペレ)ハ長調 K.339、聖母マリアのオッフェルトリウム「創り主の魂」K.277、レジナ・チェリ ハ長調 K.276を聴く。この演奏の会場は5000人収容の大ホールであるが、昨年の経験からホール音響が最悪なのでどうなるかと思っていたところ、大変素晴らしい演奏となった。特にケルン室内合唱団が素晴らしく、曲想が退く部分はやはり遠くでやっているなあと言う感じになってしまうが、押してくるところでぐっと惹きつけてくれるので十分楽しめた。また、ソプラノのヒョン・ミョンヒさんも美声を響かせていた。
演奏後、それぞれ都合がありそうなのでいったん解散し、途中から合流した彼もここで別れた。小生は早速メイン広場へ行って、チキン&ポテトをつまみながらビールである。広場に置かれた大型ビジョンでは江口玲さんの無料コンサートの様子が生中継で映されていた。会場へ集合後は、最後の公演であるアンヌ・ケフェレック(Pf)さんのピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333、幻想曲 ハ短調 K.475、ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457他を聴いた。彼女は4日間でモーツァルトピアノソナタ全曲の演奏に挑戦していたようで最後の公演を終了した彼女に対して惜しみない拍手が送られていた。
まさに音楽三昧の一日であったが一緒に行った皆さんは楽しめただろうか・・・。

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コメント

LFJ、楽しかったですね~。こういった感じの音楽祭が日本でも増えるといいなぁ~と個人的には思います。

投稿: 常夏 | 2006/05/10 20:02

>常夏さん

どうも。
バイオリンのマスタークラスは見学できなくて残念でした。

日本ではこのような本当にお祭り的なクラシックの音楽祭はなかなか難しいとは思いますが、例えば音楽コンクール予選などで、現状の試験のような雰囲気ではなくて、一般のふらっと立ち寄った聴衆が楽しめるようなものにならないかなと思っています。

投稿: shinosan | 2006/05/11 00:47

はじめまして。はじめたばかりの方いないかな?と検索していたら、こちらにたどり着きました。私もいい年なのですが、今年の1月からの月1ののんびりレッスンです。子供の時に少し習っていたのですが、超基本からはじめています。フォーラム行かれたのですね。羨ましいです。私もこれからいろんなヴァイオリニストの曲を聴いて目指すものを見つけたいと思っています。コンサートレポートなど楽しみにしています。何年か先を目指して頑張りましょう!

投稿: Makiko | 2006/05/11 14:05

>Makikoさん

コメントありがとうございます。

ブログの方、とても面白くて一気に読ませていただきました。
子供の頃習われていたとはいえ、ものすごいペースで上達されているご様子。そのうちこちらから色々と教えていただく様なこともあるかも知れません。

コンサートの感想は自分の記録的な意味で書いていますが、時々同じような感想をもたれた方から反応があると、楽しく思います。

投稿: shinosan | 2006/05/11 23:38

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(写真:当日券。モーツアルト君は、4つんばいではなくて、逆立ちしたかったのかな?     足で勢いつけてるし・・・もうひとこま(逆立ち!)欲しかったかも!!(笑)) G.W.8日目。今日はスクールのバヨ仲間、前の時間のクラスの人達に便乗して、 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2006を観に(聴きに?)ゆく。ご存知の方は ご存知の通り、かなり前から、相当数のチケットが売切れてしまっている。私は 最悪、当日券が取れなければ、半券があればタダで入れるバイオリンのマスター クラスでも見..... [続きを読む]

受信: 2006/05/09 23:18

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