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ニコラ・ベネデッティさんのリサイタル

 4月27日にトッパンホールでニコラ・ベネデッティさんのヴァイオリンリサイタルをピアノ伴奏アリソン・リンドさんで聴いてきた。演奏曲目は、モーツァルト作曲のヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調、ドビュッシー作曲のヴァイオリン・ソナタ、ヴィエニャフスキ作曲の華麗なるポロネーズ 第1番ニ長調、ブラームス作曲のF.A.E.ソナタよりスケルツォ、シューベルト作曲(ヴィルヘルミ編)のアヴェ・マリア、フランク作曲のヴァイオリン・ソナタ イ長調であった。
 最近売り出した英国のアイドルとのことであったが、どうしてどうして、これは素晴らしい逸材だと感じた。最初のモーツァルトをつまらない感じで弾くのかなと思いきや、体全体を使ったリズム感あふれる演奏で、この後のヴィエニャフスキとブラームスが楽しみになるほどであった。二曲目のドビュッシー、これはかっこいい曲で大好きであるが思わず唸ってしまう様な説得力があった。ヴィエニャフスキとブラームスの間に休憩が入ったのだが休憩があったことを忘れさせるほどで、多分この辺の曲は最も得意なのではなかろうか。と、思わせておいて、次のシューベルトでは、こういうのも出来ますという感じ。この曲はアンコールでリクエストしてみたいほどであった。最後のフランクは正に圧巻で、初めてのトッパンホールでホールの特徴をよくつかみ使用したグァルネリウスの響きを最大限に引き出していたように思う。
 客席にも、小生ですら見覚えのある先生、評論家、バイオリニストから写真家まで、希少ということもあり普段あまり耳にしない生のグァルネリウスが聴けるということもあったかも知れないが、そうそうたるメンバーが顔をそろえていた。また、拍手が、演奏の余韻を十分楽しんだ後少し遅れて湧き上るという感じであった。普段あまり衝動買いはしないのだが、帰りにCDを買ってサイン会に並んだところ大変な行列で、ひょっとしたら半分以上の方が買って帰ったのではなかろうか。最後に、ピアノ伴奏のアリソン・リンドさんはしっとりした美人で、お転婆風のバイオリニストをしっかり支えていてこちらも好感度抜群であった。

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