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ヴィヴィアン・ハグナーさんのコンサート

 4月25日にトッパンホールでヴィヴィアン・ハグナーさんのバイオリンリサイタル(ビアノ伴奏は野平一郎さん、これもすごいが。)を聴いてきた。演奏曲目は、ブラームス作曲のF.A.E.のソナタよりスケルツォ、バルトーク作曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、ショーソン作曲の詩曲、R.シュトラウス作曲のヴァイオリン・ソナタ変ホ長調であった。
 まず、1曲目のブラームスを聴いた瞬間、笑顔で伸びやかにいかにも楽しそうにバイオリンを弾く彼女に魅了されてしまった。そして2曲目のバルトークでは気迫のこもった切れのある演奏に引込まれ、我を忘れて呆然としてしまった。真紅のビロード地のドレスを着た彼女は、ステージ中央でスポットライトを浴びて浮かび上る様な演出もあり、その強烈な集中力で聴衆を惹き付けて放さない素晴らしい演奏をしてくれた。バルトークの無伴奏ソナタはかっこいい曲だなと思うが、このまま曲が終わらずにずーと続いていて欲しいという名残惜しさを感じてしまった。
休憩後のショーソンは逆に少し力が入りすぎているようにも感じた。曲自体が劇的な感じなので無理に盛り上がらず、もう少しすっきり弾いて欲しい気がした。バルトークで集中しすぎてしまったために、聴く方も疲れてしまったのかもしれないが・・・。最後のR.シュトラウスではのっている感じで第1楽章後に思わず拍手をしてしまう聴衆の方もいた。第4楽章のスケルツォ風の部分では最初の笑顔も戻ってきて、幸せな夕べを過ごさせてもらった。
ストラディバリウス“サッセルノ”の素晴らしい音もたっぷりと堪能することができた。

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