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2005年4月

ヴィヴィアン・ハグナーさんのコンサート

 4月25日にトッパンホールでヴィヴィアン・ハグナーさんのバイオリンリサイタル(ビアノ伴奏は野平一郎さん、これもすごいが。)を聴いてきた。演奏曲目は、ブラームス作曲のF.A.E.のソナタよりスケルツォ、バルトーク作曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、ショーソン作曲の詩曲、R.シュトラウス作曲のヴァイオリン・ソナタ変ホ長調であった。
 まず、1曲目のブラームスを聴いた瞬間、笑顔で伸びやかにいかにも楽しそうにバイオリンを弾く彼女に魅了されてしまった。そして2曲目のバルトークでは気迫のこもった切れのある演奏に引込まれ、我を忘れて呆然としてしまった。真紅のビロード地のドレスを着た彼女は、ステージ中央でスポットライトを浴びて浮かび上る様な演出もあり、その強烈な集中力で聴衆を惹き付けて放さない素晴らしい演奏をしてくれた。バルトークの無伴奏ソナタはかっこいい曲だなと思うが、このまま曲が終わらずにずーと続いていて欲しいという名残惜しさを感じてしまった。
休憩後のショーソンは逆に少し力が入りすぎているようにも感じた。曲自体が劇的な感じなので無理に盛り上がらず、もう少しすっきり弾いて欲しい気がした。バルトークで集中しすぎてしまったために、聴く方も疲れてしまったのかもしれないが・・・。最後のR.シュトラウスではのっている感じで第1楽章後に思わず拍手をしてしまう聴衆の方もいた。第4楽章のスケルツォ風の部分では最初の笑顔も戻ってきて、幸せな夕べを過ごさせてもらった。
ストラディバリウス“サッセルノ”の素晴らしい音もたっぷりと堪能することができた。

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12回目レッスン(4月23日)

今回のレッスンはだいぶ進んでしまった。次回のレッスンがGW後ということもあるのであろうが、ミニ発表会の曲である「エーデルワイス」を弾くための基本的な技術の習得に必要なエクササイズ曲をやってしまう、ということであろう。
小生の通っている教室のレッスンルームは音の吸収がとても良く、特にサイレントバイオリンはスピーカーの指向性を絞ってあるのか、隣の人の演奏音があまり聞こえてこない状態となっている。レッスンの時は先生の弾くバイオリンだけを頼りに出来るので助かるが、ミニ発表会で実際に教室ロビーのステージ上で合奏するとなると、かなり音響環境が違うと考えられる。特に生徒どうしの頼りない演奏(特に小生は当てはまる)が耳に入ってきた場合、お互いが足を引っ張り合う状況に陥りそうである。ということで、我々のグループは、まずはGW後に教室のレンタルルームを借りて練習をしてみることとなった。
それにしても、帰宅後の自宅練習で「エーテルワイス」ばかり弾いていたので寝ていてもメロディーが頭の中でなるようになってしまったぞ・・・。

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11回目レッスン(4月16日)

 このところ冷や汗続きのレッスンであるが、冷静に考えると参考となる点もある。まずは、楽譜の弾いている音符の位置を見失うとパニック状態となる。続いて、先生の指示をど忘れする。ここで間違いに気づくと頭の中が真っ白状態になる。最後は先生の言うことが理解できなくなり、間違いにも気づかずに流されて弾くだけになる。という感じで、今回は最終段階までいってしまった。
 レッスン中に音符を見失うことは仕方のないことなので、かなり先まで飛んで先生の弓に合わせて戻るしかない。ここで動揺が残っていると危険状態なので、冗談でも飛ばして気分転換する。バイオリンレッスンに限らずビジネスでも詰まった時の気持ちの切り替えには笑いが一番である。これに失敗して最終段階までいってしまった場合は、レッスン料がもったいないということで、お金に換算して自分で目を覚ますしかない。いい歳してもこれまでに経験の無い楽器のレッスンにはなかなか慣れないものである。いずれにせよ、せっかく若い人達と音楽をする機会があるのに、レッスンを楽しむという気持ちが失われていた様に感じて今回はだいぶ反省した。
 さて、われわれのミニ発表会の曲は「エーデルワイス」に決まり、しばらくはレッスンの半分近くを練習に割り当てることとなるようである。バイオリンレッスンのマイルストーン的な曲なので我々の経験レベル(発表会時点で5ヵ月)でどこまでこなせるかが怖い。先生から「曲は始まったら終わるまで止まらないので間違えても気にせずに戻ることです。」と教えられたが、戻り方が難しいので次回に聞いてみよう。自宅で何度も練習したが、ゴルフのスイングと同じでいくら練習しても当日にタイミングを狂わすと同じフレーズの各所で何度もつっかえる恐ろしい曲でもあるなと感じた・・・。

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菅沼ゆづきさんのコンサート

4月12日のランチタイムに飯田橋のトッパンホールで菅沼ゆづきさんのバイオリンのコンサート(ピアノ伴奏:鈴木慎崇)を聴いてきた。「春はパリの香りとともに」と題され、演奏曲目はドビュッシー作曲のバイオリン・ソナタ、サン=サーンス作曲のワルツ・カプリス(イザイ偏)、マスネ作曲のタイスの瞑想であった。
菅沼さんは、白を基調とした素敵なドレス(どう表現するのかよくわからないがこだわりがある様にも感じた。)姿で、まさにパリの香りとともに、素晴らしい演奏をしてくれて優雅なランチタイムを過ごさせて頂いた。
なお、録音が行われていて、後日、BS301Classicalで放送されるとのことであるが、そのせいであろうか、ホールの響きが抑えられているように感じたのだが。それと、何故か普段に比べて咳やくしゃみが異様に多かった。

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10回目レッスン(4月9日)

 今回のレッスンは結構冷や汗をかいてしまった。前半は合奏を楽しむということで、Aのスケールを二グループに分かれて二音遅らせて演奏するのであるが、この辺から普段からの音程のずれが目立ってしまい、小生はかなり寒かった。次回はどうやらエチュードの「キラキラ星」の合奏が始まりそうなのでちょっと恐い。
 後半は、エチュードの「オーラ・リー」であるが、先生から指番号を教えてもらって仰天してしまった。0(開放)だと思っていたところが全て4(小指)なのである。うー、どうやら我々のバイオリンも今後は開放で弾くことは無くなっていくのであろうか、上達したということならうれしい気もするが・・・。自宅へ帰ってから「よろこびの歌」も今まで0で弾いていたところを4で弾く練習をしてしまった。
 さて、途中、先生から左腕でしっかりバイオリンを支えることを教えてもらったのだが、これがきっかけで大変なことに気づいてしまった。小生は結構しっかり顎でバイオリンを肩に押し付けて挟んでいるため、左脇腹(人には見られたくない状態なのだが・・・)が疲れてくると下方向へ押し下げる力を入れていることになり、一方で左腕は上向きにバイオリンを支えるので、実はバイオリンを折り曲げるように力が作用していることが判明したのである。これによって、左指の動きもかなり制限されていたようである。テレビ番組でヴァイオリニストの諏訪内晶子さんが「ヴァイオリンは、以前は肩当ても顎あてもなくて、この辺りに(左胸の上部)置いて弾いていたのです。顎でギュッと押さえるものではありません。」という発言をしていたのを思い出したが、それにしても早く気づいて良かった。下手をするとバイオリンをへし折るところであった。自宅で、ほとんど顎を付けない状態でやってみるととても楽になり快調である。
ちなみに、先生は、左腕にかなりの筋肉が付いてしまっているとのことで、これからの季節、半袖やノースリーブを着るようになったら披露してもらえることになった。

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