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トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンのコンサート

3月28日にサントリーホールで、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン&名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴いてきた。トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンとはトヨタ自動車が開催する演奏会のために特別に編成された室内オーケストラで、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団及びウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーなどから構成された30名の楽団とのことである。演奏曲目は、イントラーダ(当演奏会のための前奏曲)、モーツァルト作曲の序曲~歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より~、J.S.バッハ作曲のヴァイオリンとオーボエのための協奏曲、武満徹作曲のヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に~、マーラー作曲の交響曲第1番ニ長調「巨人」であった。
まずは、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンにより立位のままイントラーダが演奏され、着席後にモーツァルトが演奏されたが、おっ、これはなかなかいいぞという印象である。プログラムを見ると特別編成楽団としては今夜が最後の公演らしく、世界最高峰の同源楽団のメンバーからなるとはいえ、数回の公演を経て楽団としてもかなり高い完成度となってきていたのであろう。3曲目は、ヴァイオリンは諏訪内晶子さん、オーボエはクラウス・リーンバッハーさんをソリストに迎えた協奏曲であるが、典雅な感じのする曲で、ヴァイオリンとオーボエの掛け合いがとても楽しく感じられた。なお、3曲目までは指揮者無しの演奏であった。4曲目は武満徹作曲の現代曲である。ザッシャ・ゲッツェルさん指揮、ソリストは諏訪内晶子さんであるが、これは素晴らしいまさに会心の演奏ではなかったかと感じられた。ソロバイオリンの第1音から一気にソロの世界に引込まれた後、時々弦楽オーケストラに返されるのだが、弦楽がしっかり受け止めて一息付かせた後またソロバイオリンに引き戻されるという感じで、そのやりとりがとても心地よいのである。幻想的な曲をたっぷりと堪能させてもらった。また、アンコールにも応じてクライスラー作曲の「才たけた貴婦人」を演奏してくれた。最後は沼尻竜典さん指揮のマーラーであるが、名古屋フィルハーモニー交響楽団が加わってトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンのサポートを受けるという感じであろうか、弦楽グループは両楽団員がペアになって演奏していた。そして第4楽章の最後は大音量の迫力ある演奏で盛り上がり一連の演奏会を締めくくったようである。

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